ドコモではキッズケータイも発売されており、親がドコモユーザーのご家庭なら必ず一度は検討をされたことがあるのではないでしょうか。
対してトーンモバイルはスマホになるため、根本的にものが違います。
ですが、子供の見守りを大前提として、、、という点では共通ですので、両者の違いをいくつかの角度から比較してみました。
Contents
トーンモバイルとドコモのキッズスマホ(ケータイ)機能比較
比較項目 | トーンモバイル ※タップで公式サイトへ |
ドコモキッズケータイ ※タップで公式サイトへ |
端末写真 | ||
最新機種 | e21 | SH-03M |
端末代金 | 9,980円 | 14,256円 |
通話 | 〇 | 〇 |
データ通信 | 〇 | なし |
LINEの利用 | 〇 | × |
Youtube等のアプリ | 〇 | × |
端末のカメラの有無 | 〇 | なし |
GPS見守り | 〇 | 〇 |
月額料金 | 1,400円前後 | 700円前後 (キッズケータイプランの場合) |
親回線契約の必要性 | なし | あり |
耐久性・耐衝撃性 | 普通 | かなり強い |
まず、親にとって大事な料金なんですが、ドコモのほうが圧倒的に安いです。
ですがこれは「キッズケータイプラン」というプランを前提としており、そのためには親がドコモユーザーでスマホの契約をしていることが必要。
この時点でドコモのキッズケータイが対象から外れてしまうご家庭も少なくないでしょう。
※月額料金の算出方法について
トーンモバイル:月1,400円前後
こちらは我が家の毎月の請求額です。
小学生の子供でキッズスマホを持たせ、見守りオプション等を付けてこの金額です。
ドコモ:月700円前後
ドコモのキッズケータイプランは基本料金が月500円です。
これにGPSの見守りオプションが月200円なので、合算して700円としております。
※GPS機能を使うと都度5円かかるため、実際にはもう少し増えるはず。
違いその1:スマホか携帯電話か
トーンモバイルは完全にスマホです。
大人が使うような一般的なスマホとお考え下さい。
それに対してドコモはいわゆるガラケー。
モデルチェンジがあって見た目はタッチパネル風になりましたが、スマホではありません。
故にアプリを入れたり、ユーチューブを見たりということもできないのです。
違いその2:GPS見守り機能の差
トーンモバイルにしてもドコモにしても、GPSを利用した子供の見守り機能は搭載されています。
キッズスマホ、キッズケータイを買うならここは絶対に必要な部分ですよね。
ですがGPSさえついていればいいかと言えばそうではなく、大事なのはその中身・機能性です。
結論から言えば、スマホのトーンモバイルのほうができることは多いです。
ですが逆にドコモだからこそできること、もあったりします。
現在地の把握
ドコモでは「イマドコサーチ」というネーミングになっていますが、今現在子供がどこにいるのかを親が知れる見守り機能があります。
また約20分間継続して、子供がどう移動しているのかを監視することも可能(移動みまもり検索)。
但し、イマドコサーチの検索を利用する場合は1回5円かかるため不用意に多用はできないかも知れません。
特に貧乏性だとそうです。
逆にトーンモバイルであれば、親スマホに入れたアプリ上で更新ボタンをタップすることで子供の現在地がわかるようになっています。
もちろんこちらは1回ごとでお金がかかることはありません。
これは使い手の性格上、向き・不向きもあるような気がしますね(^-^;
イマドコサーチは月額基本料に利用料1回5円てすごいな。無料じゃないところかすごい。うん。終わってるなあと。
— Yamar50 in Tokyo JP (@Yamar50) June 4, 2015
ドコモのイマドコサーチは我が家にはありがたい機能やけど、子供が田舎の裏道ばっかり走っとるときは、携帯の地図上には田んぼと一本道しか表記されんで居場所がつかみにくい。それは広域表示にしても大して変わらんで、1回5円の検索料を無駄にしたなあって思う…。
— ゆみ (@popoyumi) October 21, 2010
キッズケータイを契約した。
電話に設置されたGPSから子供の位置を割り出す
イマドコサーチって機能を使ってみたんだが、
500m近い誤差が出た。これ、使い物になるのか。
月額200円、サーチ1回あたり5円の価値があるのか。— かじめ焼き (@kajime_yaki) July 10, 2016
登録した場所についたら通知
ドコモでは「おかえり通知」という名前で、子供が自宅に帰ったら通知が来ます。
家のwifiに繋がるとSMS(ショートメッセージ)でメッセージが送信される仕組み。
対してトーンモバイルのキッズスマホは、あらかじめ5カ所のスポットを登録しておくことができ、そこに子供が付いたら親スマホに通知という形になります。
但しトーンモバイルの場合は目的地の半径〇mに入ったら通知、という仕様です。
最小で200mから設定可能なので、目的地の周辺をうろうろしただけでも、エリア到達の通知はきます。
でも5カ所もエリア登録できるのはいいですよ!
ブザー使用時、電源OFF時に自動で通知(ドコモだけ)
ドコモのキッズケータイにはブザーが付いています。
危ない目にあったらこのブザーを鳴らすことになるのですが、そのタイミングで保護者に自動で連絡が行く仕組みになっています。
(「ブザー検索」)
また携帯の電源が切れた時点でも、自動的に親にメールで通知が行きます。
トーンモバイルはスマホにブザー機能が無いのでこれはそもそも不可能。
ただスマホの充電が残り10%を切るとそれも親スマホに通知をすることができます。
車/電車に乗ったら通知(トーンだけ)
これはトーンモバイルでだけ可能な見守り機能です。
子供が移動速度の速い乗り物に乗った際、それを検知してアラートが来るんですね。
万が一の誘拐や連れ去りに早急に対応できる素晴らしいGPS機能だと思います。
ちゃんと電車やバスに乗ったことがわかりますし、GPSで現在地を調べれば更に確実です。
違いその3:端末の頑丈さ、防水性
トーンモバイルは普通のスマホなので、落としたりすると場合によっては壊れることもあります。
我が家では実際、ディスプレイの右上にひびが入りました。
幸い、使用上はほとんど差し支えない部分だったので良かったですが…。
でも小学生くらいだとスマホを雑に扱ってしまって故障ということもけっこうあると思います。
※その場合の対策として、月500円の保証に入ったり、スマホケースを付けるなどのやり方があります。
逆にドコモのキッズケータイ SH-03Mはめちゃくちゃ頑丈で、衝撃試験もクリア。
高さ1.22mから合板(ラワン材)に26方向で落下させる試験をしているそうです。
さすがにディスプレイへの影響はあると思うのですが、使えなくなるということはまずなさそうです。
また汚れてたら水やハンドソープで洗っても問題ありません。
この辺はスマホではなかなか実現不可能な点ですよね。
まとめ:トーンが良いご家庭、ドコモが良いご家庭、それぞれ
キッズスマホとキッズケータイでは端末そのものが異なるため、比較は難しいんですよね。
ですが、親として大事なGPS見守りはどちらも機能として有しているので、このような形で比較してみました。
毎月の料金は倍ほどの差がでますが、そもそもどちらも安いのでそこはあまり気にしなくてもいい点でしょう。
料金云々よりも、機能性や自分の子供に合っているかどうか?で選ぶほうがよっぽどおすすめです。
トーンモバイルが
おすすめの方(子供) |
ドコモのほうが
おすすめの方(子供) |
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補足:ドコモで普通のスマホを子供に使わせるのはおすすめできない
ドコモではキッズケータイ以外に、普通のスマホを契約して子供に使わせることもできます。
その際、GPSによる見守り「イマドコサーチ」も利用可能。
となると一見それでもいい(普通のスマホを使わせる)ような気もするんですが、これだとアプリも好き勝手自由に使い放題になります。
今の時代怖いのはSNSで、これが事件の温床になりつつありますよね。
SNSに限らず、出会い系やゲームアプリでもやり取りはできてしまいます。
その辺の判断が出来そうな高校生なら良いと思うんですが、小学生・中学生でこれはナシでしょうね。
またスマホの端末自体がシンプルに高いです(^-^;
TONEモバイルでもドコモでもどちらでも良いと思うんですが、既に脱ドコモ済みの我が家はトーンモバイルをキッズスマホとして使わせています。
トーンに心が傾いている方は、以下の情報も併せて読んでみてくださいね!
※TONEのキッズスマホ契約方法を詳しく体験談込みでレポートしています。
TONEのキッズスマホ契約方法♪
そこで私が、実際に娘用にトーンモバイルを契約した経験を元に、キッズスマホとして使う場合の契約方法をこちらにまとめておきました!
参照:トーンモバイルの契約方法!キッズスマホの必要書類やオプションは?
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