トーンモバイルをキッズスマホ(携帯)として検討する場合、非常に気になるのが「GPS機能で何がどこまでできるか？」「そして位置情報の精度は？」ということかと思います。
GPSこそ最強の見守り機能となるため、保護者としてはぜひ事前に知っておきたいですよね！
というわけで、トーンモバイルを小学生の娘に持たせている私が、GPSについて詳細に機能をまとめてみました。
Contents
トーンモバイルのGPSでできること、精度を検証
ではまず、トーンモバイルのGPSでできることを具体的に挙げていきますね！
どうでしょうか、ざっと見ただけでもけっこうしっかりした見守りが出来そうな感じがしませんか？
あとはその精度や具体的な使い方・設定も気になるかと思うので、各項目についての説明を続けてしていきます。
子供の現在地の把握
GPSが付いたスマホ端末なので、リアルタイムで今どこにいるか？がわかります。
親が気になったタイミングで、トーンモバイルの見守りアプリ上で更新ボタンをタップ。
これでお子さんの現在地がわかる、というわけ。
仕事中や出先など、ふと気になったタイミングで使うと安心できて良いと思います。
※更新ボタンを押しても、すぐに現在地情報が更新されないことがたまにあります(^-^;
これに関しては今後ちゃんと改善して行って欲しいなぁと切に思いますね。
精度は十分じゃないかしら。
特定の場所に着いたら通知(ジオフェンス通知)
GPSを子供の見守りに使うなら、何かわかりやすい動きがあった時に教えてくれるが効率的で良いです。
その機能の1つが「ジオフェンス通知」になります。
これは見守りアプリ上で、子供が定期的に必ず立ち寄る場所を登録し、そこに到着したら通知をくれるというもの。
- 学校
- 自宅
- いつも乗り降りする駅やバス停
- 塾や習い事をしている場所
こういうところに到着したタイミングで通知が来たら、親としても安心できるはずです。
また自動的な通知なのでチェックも楽です。
ジオフェンス通知の設定について
2020年9月時点では、ジオフェンス登録できる場所は5カ所までです。
そしてそれぞれの場所について以下の詳細設定ができるようになっていますよ。
- 通知をするルール設定(登録エリアに入った時、出た時、もしくはその両方)
- 子供スマホのロック(そのエリアに到着したらロックする)
- スマホはロックせずに、アプリにだけ制限を加える
- ジオフェンス通知を行う曜日の指定
- ジオフェンス通知を行うエリアの半径指定(200～1,000メートル)
※以下、スマホアプリ「TONE見守り」内の設定画面
我が家の場合、登録した場所への出入りどちらも通知を受けるようにしています。
（というか、多くの親御さんがそうしているかと思います。）
またあまり広いエリアで捉えてもどうかと思うので、我が家は最小の200m半径での通知設定にしています。
これにより、登録した場所の半径200m以内に入ったことがGPSで判断された時点で通知が来るということになります。
GPSの精度的にもできるとは思うんですがねー。
現状、小学校へのスマホ持ち込みは禁止されている娘ですが、学校に持って行っているお子さんなら「小学校、中学校に入ったらアプリの使用を禁止」などの設定は有効になりそうです。
メールでの通知も可能
ジオフェンス通知はスマホ上でのポップアップ通知が標準です。
ですがそれ以外にもメールでの通知を設定することもできるんですね。
個人的にはポップアップが一番わかりやすいのですが、人によってはスマホを見ている時間よりもパソコンを使っている時間が長いという方もいると思います。
パソコンで新規メールの受信がわかる環境なら、もしかしてこの通知方法（メールアドレスへの通知）のほうが良いケースもあるかも知れませんね！
例：会社でのオフィスワーク中、スマホ画面を見るのが難しい、気まずい場合など
車/電車に乗ったら通知
塾や習い事のために電車やバスを乗り継いでいるお子さんもいると思います。
そんなご家庭には、この乗り物通知はかなり便利でおすすめですよ！
GPSがスマホの移動速度から乗り物に乗ったことを検知して、お知らせしてくれます。
これにより、子供がちゃんと順調に目的に向かっていることがわかるので安心できます。
またイレギュラーな乗り物移動があった場合、違和感を察知して事件を未然に防ぐこともできるかも知れません。
（連れ去り、誘拐など）
見守り的な観点で言えば、これはもの凄く重要だなと感じています。
移動スピードの計測の精度も非常に良好ですね。
乗ったのが電車か車かを判断する方法
この機能はおそらくですが、移動速度をGPSで判断してのものかと思います。
人が歩くよりも早いという点でしか判断していないはずなので、子供が乗ったのが電車なのか車なのか？まではわかりません。
ただ、これを見分ける方法が2つあります。
もし今移動中の場所が一般道だったら車、線路の上付近だったら電車、という判断です。
これは目視で一発でわかりますし、ある程度簡単に判断できますよ。
子供がよく利用する駅をジオフェンス通知登録しておきましょう。
これにより、事前にその駅に到着した通知があることで「今移動しているのは電車だな」と簡単に推測できます。
バス利用が多いなら、停留所を登録しておくのも手です。
歩きスマホの検知・警告も可能
これは我が家では利用していないのですが、「歩きスマホの検知・警告」機能も有しています。
スマホを操作しながら、且つGPSでの移動が徒歩くらいのスピードになると検知します。
これを活用するとしたら、小学校高学年か中学生以上の子供でしょうね。
GPSでの移動履歴はレポートとして通知が来る
トーンモバイルを持っていれば、GPSでの移動履歴は日単位でレポートとして通知が来るようになっています。
それを見れば、当日どういった動きをしていたが把握できるので便利ですよ。
また過去の分の履歴をさかのぼってチェックすることもできます。
基本的に過去の分もわざわざ見ることはないのですが、その日のレポートを見て
「よし、変なところにより道はせずに帰っているな」
「今日はあそこの公園で遊んでたのね」
などの確認はできるのでちょっと安心かと思います。
トーンモバイルのGPSでも現状これはできない！
そこまで必要性は感じないのですが、できたら便利だよねー、でも今はできないか、、、というのが、秒単位での自動更新です。
徒歩やバス、電車などで移動する我が子の秒単位での移動の様子がわかれば、万が一の誘拐や連れ去りでもしっかり追跡ができるわけです。
グーグルマップ上で動く様子がスムーズに描写されるイメージです。
おそらくですが、ここまでやってしまうとバッテリーの持ちが極端に悪くなってしまうのでしょう。
またGPSの性能自体も相当なものが求められそうな気がします。
とりあえず気になったら見守りアプリの更新ボタンを都度タップして確認すれば良いのですが、秒単位での自動更新はない旨、理解して購入されるといいかと思います。
ここまでの監視レベルのGPS機能はそもそも必要ないんですけどね。
まとめ：トーンモバイルのGPSがあれば「見守り」は十分だと思う
ご覧になっていただいた通り、キッズスマホとしてのトーンのGPSは機能性十分だと言って良いと思います。
1年以上使っていますが、精度も申し分ありません。
特にジオフェンス通知と車/電車移動通知があることで、効率的に子供の安全・危険を把握できる点は素晴らしいですね。
親が何を気にしているのか？を理解した上での機能だと思います。
今後、どこまでGPS機能が向上したり、新機能が追加されるかはわかりません。
ですが現時点で備わっているもので見守りはしっかりできるので、見守りも目的としたトーンモバイル検討であれば非常におすすめです。
尚、GPSを利用したこれら見守り機能は、トーンファミリーというオプションに加入することでできるようになります。
料金も月200円とめっちゃ安いのが良いです。
我が家では基本料金とオプション等含め、毎月1,400円程度でトーンモバイルを利用できていますよ。
料金明細も公開しているので、そのコスパの良さも併せて実感していただければと思います。
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